映画音楽制作に最適のパーカッション音源 RED ROOM AUDIO「SAGA」レビュー


どうも、モデ(modeeisennui)です。以前購入したが使う機会がなく放置していたパーカッション音源「SAGA – ACOUSTIC TRAILER PERCUSSION」を、何かを思い出したかのように使ってみました。結果、質の高い音源だとわかりました。

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SAGAの特徴

魅力とも言うべきSAGA – ACOUSTIC TRAILER PERCUSSIONの特徴はGUIのデザインです。

ここまで音を連想させるデザインはなかなかありません。

サウンド面に関してもデザインに負けない質の高さです。

2つのマイクポジションで非常にドライなホール環境でレコーディングされているためか、硬すぎず適度な温かみを含んだ迫力のあるサウンドです。

ライブラリも豊富です。

定番のワールドドラムに加えドラム缶や鉄製のドア、金床など様々なものを叩いた音が収録されています。

また12種類のエフェクトから4つまで使用できるFXがあります。

おそらくインダストリーな工場的サウンド以外のシネマティックサウンドは対応できると感じました。

RED ROOM AUDIO「SAGA – ACOUSTIC TRAILER PERCUSSION」

 

使用感

実際にSAGAを使って曲を作ってみました。

個人的には今まで使用したことのあるシネマティックパーカッションの類の音源の中ではこれが一番好きです。おそらく今後似たような音源は買わないと思います。

ただ、気になる点もあります。

CPUがやや重めで、私の環境ではいくつもトラックを作るのは難しかったです。かなり早い段階でCPU負荷でLogicが止まるようになりました。

これはトラックを増やすのではなく、1つのトラックでMIDIチャンネルを増やしていく方法で問題なく複数のSAGAを使えました。

また、SAGAに収録されたサウンドにはドッシリとした超低音の出るkick用途のサウンドがありません。低音が足りないと感じた場合は別の何かを用意する必要があります。

ですが、逆にいえばクリアなサウンドで扱いやすいです。低音を無闇に足す必要もないので、人によってはSAGAだけで十分だと思います。

 

最後に

こんなに良い音源を一年近く放置していたなんて悲しい限りです。

セールを狙って買ったは良いものの、買った瞬間シンセウェイブにどハマりしてしまい使う機会を失ってそのまま忘れていましたことが原因です。

他にもインストールして使っていないプラグインや無料音源などあるのでこれからは少しずつ消化していきたいと思います。

話が逸れてしまいましたが、SAGAは今まで使ったシネマティックパーカッションと比べても頭一つ抜けています。

トレイラー音楽やシネマティックサウンドに興味があったり、所有するパーカッション音源に何かしらの不満がある方はSAGAを導入してみるのも一興です。

あまりセールはやらない音源なのでセールを見つけたらチャンスです。

ではまた。

ROOM AUDIO「SAGA – ACOUSTIC TRAILER PERCUSSION」

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