mac内臓のHDDをSSDに換装して驚異的な速さになってみた


どうも、モデ(modeeisennui)です。DTMをする上でプロジェクトやプラグインの読み込みで時間を消費していたのでSSDに換装してみました。結論から言うとここまで変わるものかと疑うほど速くなりました。

※2020.3.12追記
SSDの価格は私が購入した時より1万円ほど値下がりしました。SunDiskのSSDの場合、2020.3.12現在時点で1Tで13,000~14,000円ほどです。

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交換する前の準備

私が何の準備もなしにSSDだけ入手したら交換できなかったので必要なものを書きます。

HDDからSSDに入れ替える時にトルクスドライバーという特殊なものが必要になります。

アネックス(ANEX) T型ヘクスローブドライバー T6×50 No.6300

どこで使うかは順を追って説明します。これだけあれば交換はすぐにできます。

私は取り外したHDDを外付けで使う為に2.5インチHDDケースを買いました。こちらは必要ない方もいると思います。

ORICO 2.5インチ HDD/SSD ケース USB3.0接続 SATA 3.0 ハードディスクケース UASP対応 4TBまで 9.5mm/7mm厚両対応 工具不要 指紋防ぐ 2189U3

どちらも1000円いかないものです。

中にはトルクスドライバーを使わずペンチを使う猛者もいるようですが、私はお勧めしません。

 

換装する

まず今回交換するSSDはこちら。

SanDisk SSD Ultra Ⅱ
※この商品はなくなりました。代替え品はこちら

SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Ultra 3D 1TB SATA3.0 / PS4 メーカー動作確認済 / SDSSDH3-1T00-G25

予算を下げたい場合はランクを下げた安い価格帯のものもあります。

SanDisk SSD PLUS

SanDisk 内蔵SSD 2.5インチ / 960GB / SSD PLUS / SATA3.0 / 3年保証 / SDSSDA-960G-J26

個人的にSanDiskが好きなのと、黒くてかっこよかったので選びました。

性能的には書き込みはSSDにしては遅く読み込みが速いらしいです。(HDDからの換装ならどちらも速く感じると思います)

これを交換していきます。ご自身でSSD換装するとmacでのサービスを受けられなくなるので自己責任でお願いします。

開ける場合は必ず電源を抜いた状態で作業してください。

まずmacを開けます。

ネジは長さの違う場所があります。刺さっていた場所を忘れないようにネジを置くと安心です。

電池パックの左側にあるのがHDDです。まずストッパーを外します。

外した。

HDDからケーブルを抜きます。

次に4箇所のネジをトルクスドライバーで取り外します。

取り外したら換装するSSDに同じようにつけます。

ネジをつけたらHDDに刺さっていたケーブルを取り付けmacに入れます。

ストッパーも忘れずに。

後は蓋を閉めて一旦終了です。

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SSDフォーマットとOSインストール

SSDを取り付けた後はcommand+Rを押しながら電源を入れます

次にディスクユーティリティからSSDを対象にOS X 拡張(ジャーナリング)を選択して消去(フォーマット)します。

次にOSインストールですが、クリーンインストールTimeMachineバックアップから復元があります。

復元はよく失敗するらしく不安だったのですが、私はTimeMachineバックアップから復元を選びました。一度目は復元が始まる前にエラーが出ましたが、二度目はうまくいきました。

クリーンインストールをする場合はOS Xをインストールを選ぶとインターネットから最新OSをDLしインストールします。

 

TRIM機能の有効化

TRIMとはSSDを速くする(遅くさせない)機能のようです。

SSDに交換するとデフォルトではTRIM機能が有効化されていないので自己責任で有効化する必要があります。

システム情報→SATA/SATA Expressと選択していきTRIM サポート「いいえ」になっているか確認。確認できた場合は有効化させます。

・macでのTRIM有効化方法
ターミナルを開きsudo trimforce enableと入力して実行。
パスワードを入力
yと入力して実行。
yと入力して実行。(2回目)

私はこちらのサイトを参考にさせていただきました。
http://sekinesan.ddo.jp/~sekine/wordpress/2017/05/17/17061

同じようにシステム情報→SATA/SATA Expressと選択していきTRIM サポートに進み「はい」となっていればSSD換装は終了です。

 

プラグインの復旧

こちらは一部のプラグインを除きほぼそのまま使えました。

iLokに登録していた8個のプラグインは念のため一度全てiLok3に移してあったので、SSD換装後にmacに戻しました。そのままでも使えるのかわからなかったので安全にこの方法を選びました。

一番困ったのはオーディオインターフェースです。

私はLINE6のUX1というものを使っていますが、新たに認識させる為に一度オーソライズを解除する必要がありました。これに気がつくまでに数時間を費やしました。

現段階では他のプラグインで読み込まないものは確認できていません。

 

交換後の速さ

交換前 HDD

交換後 SSD

まずプロジェクトの立ち上がりが速いです。プラグイン読み込みも明らかに速くなっており、発熱も少なく感じます。

SSDはプラグインよりも先に導入するものと言っても過信ではありません。

 

最後に

交換する前はうまくデータを復元できないなどの情報が多く、プラグインの引越しにも不安を感じていましたが、実際やってみたらそこまで難しいものではありませんでした。

プラグインやオーディオインターフェースはものによっては面倒なものがあるのかもしれません。

何をするにも動作が速いので仮に換装作業が1日かかったとしてもすぐに取り返せると思います。

動作の重さに悩むDTMerであれば、予算さえクリアできれば交換してみても良いかもしれません。

ちなみに定番のSSDはこちらのようです。

Crucial SSD 1000GB 7mm / 2.5インチ MX500シリーズ SATA3.0 9.5mmアダプター付 CT1000MX500SSD1/JP

特にこだわりがなければあえてSanDiskを選ぶ理由はありません。

以上、モデでした。

トルクスドライバー

アネックス(ANEX) T型ヘクスローブドライバー T6×50 No.6300

SanDisk SSD Ultra Ⅱ
※この商品はなくなりました。代替え品はこちら

SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Ultra 3D 1TB SATA3.0 / PS4 メーカー動作確認済 / SDSSDH3-1T00-G25

SanDisk SSD PLUS

SanDisk 内蔵SSD 2.5インチ / 960GB / SSD PLUS / SATA3.0 / 3年保証 / SDSSDA-960G-J26


取り外したHDDはこの中に入れて外付けになりました。

ORICO 2.5インチ HDD/SSD ケース USB3.0接続 SATA 3.0 ハードディスクケース UASP対応 4TBまで 9.5mm/7mm厚両対応 工具不要 指紋防ぐ 2189U3

・mac バッテリーの交換のやり方
MacBookProのバッテリーを自分で交換してみた

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