我慢し続けると起こる2つの弊害


普段生活をする中で何かを我慢する事は多いです。食べたいものを我慢する、欲しいものを我慢するなど、様々な我慢が存在します。音楽に関しても我慢している事は少なくないと思います。

音楽をなさっている方が一度は経験するであろう我慢は
・金銭的に欲しい機材が買えない
・勉強のために好きではない音楽を聴く
あたりではないでしょうか。

人によっては「好きではないが受けの良さそうな曲を作る」という場合もあるかと思います。
これは思想の違いもありますし、我慢しているわけではない場合もありますので例外とします。

我慢を続けると音楽をする上でどのような弊害が起こるのか、経験則ではありますが簡単に2つほど紹介させていただきます。

スポンサーリンク

 

モチベーションの低下

言われなくても分かると言われてしまいそうですが、最も大きな弊害であり極力避けたいものです。

対処法としては、「機材を買ってしまう」「好きな音楽だけ聴く」これに尽きます。要は我慢しないということですが、これではあまりにも極論です。

新しいものに挑戦するという意味を見出すならば、代用した機材に詳しくなれたり、好きではなかった音楽が好きになったという事にも繋がります。

我慢している自覚があるのならば「欲しい音が出せない」「やりたい事がやれない」等のストレスからモチベーションは低下します。

適度なバランスを保つには「欲しい機材の全てではなく、本当に必要なものを一つ入手する」や「勉強もするが、最終的にはやりたい音楽に活かす」など我慢を持続させない事が大切です。

 

やりたい事をやらない癖がつく

慢性的に我慢を続けていると「いつかやりたい事が出来るように今は我慢する」や「誰かに迷惑をかけてしまうかも」などと、自分で自分を納得させる為のやらない理由を考えるようになります。

基本的に やりたい事=楽しいと思える事 なので楽しい事をやらなければつまらなくなるのは当然です。

結果として「やりたい事をやっているつもりが、やりたくない事を続けていた」なんて事もありますし、その原因に気が付かなければ「飽きてしまった」や「楽しくなくなった」と漠然としたつまらなさに襲われます。

そうならないためにも、やりたい事はやった方が良いです。

やりたい事をやらず気の進まない事をやってしまうのは癖にならないように意識しましょう。

 

最後に

「楽しいことは我慢するのが美徳」のような考えを持つ方もおられますが、これは大きな間違いです。

この手の言葉はやりたい事をやらせない為のブレーキになっているように感じますし、楽しい事に対してブレーキをかけ続ければ条件反射で我慢する脳になってしまいます。

確かに物理的に我慢しなければならない事はありますが、我慢する必要のない事も同じように確実にあります。
「本当に我慢すべき事」「我慢の必要がない事」は明確に区別するべきでしょう。
(何を我慢すべきか否かは環境によってかなり左右されるので、他人と同じものではなく自分の思想や環境に合うものを考えましょう。)


機材見るたび片っ端から欲しくなるのやめたい。

スポンサーリンク

モデの音楽