どうも、モデ(@modeeisennui)です。柔らかく温かみのあるコンプレッサー「CLA-2A」はアナログ感を出したいトラックの仕上げに挿すと最大の効果を得られます。使い方もシンプルで扱いやすいです。
CLA-2Aの使用感
CLA-2Aは直感的な操作で簡単にトラックを仕上げられます。
ボーカルやストリングスなどのアナログ感のほしいトラックの仕上げとして使うと程よい感じになります。
逆にそれほどアナログ感が必要ない場合は積極的に使う必要はありません。
ざっくり使い方説明
・Gain
アウトプットレベル。最終的な音量を決定。
・PEAK REDUCTION
スレッショルドのようなもの。音の圧縮具合を決定。
・ANAROG
waves特有のアナログノイズを追加。基本OFF。
・HiFREQ
つまみをHiFREQ(左)に設定すると高音域のみにコンプがかかり、反対にFLAT(右)に設定すると低域を含めた全体にコンプがかかるようになります。
・LIMIT
コンプレッサーとリミッターを切り替えます。
私はプリセットを読み込んでからGAINとPEAK REDUCTIONを調節するという使い方をしています。
また、その都度ANAROGはOFFにしています。
基本的に「何となくかかっている状態」でトラックに挿さっている事が重要なので念入りに細かい設定をする必要がないコンプレッサーだと思いました。
音を作り込む用途で使うなら別のコンプレッサーを選んだほうが無難かもしれません。
最後に
CLA-2Aは使い勝手が良く、アナログ感を重視したいトラックで活躍するコンプレッサーです。
マスタートラックでも使えるので幅の広いプラグインですが、硬い質感やアタック感が欲しい楽曲には向かないので臨機応変に対応する必要があります。
現状の音よりもアナログ感を出したいトラックや楽曲がある場合はCLA-2Aを試してみるのも一興です。
ではまた。