どうも、モデ(@modeeisennui)です。オーディオインターフェースからスピーカーへ繋がるバランスケーブル(TRS→XLR)をカナレSPC02からモガミ2534に変えました。個人的には高音低音共にレンジが広がり分離が良くなったように感じました。
カナレとモガミの音質の違い
あくまで個人的な感想ですので、真に受けないようにお願いします。
また今まで使っていたカナレSPC02は2m、新しく導入したモガミ2534は1.5mなので比べること自体が間違いだとは思います。思いますが、だいぶ音の聴こえ方が変わったので違いを話させていただきます。
まず高音は明らかに聴こえ方が違います。カナレの時には聴こえなかった高音のチリッとした感じが以前よりも聴こえるようになりました。今まではへッドホンやイヤホンで確認していたポイントの一つです。
次に低音、こちらも高音同様だいぶ聴こえるようになった気がします。ただし、こちらはプラシーボかもしれません。低音の量感が増したというよりは低音(特にキック)が抜けてくるようになったというイメージです。
また個々の音の分離感が良くなったような気がします。
全体的にレンジが広がったことによりサウンドの迫力が増し、分離感が良くなったことでクリアな質感になったという感想です。
一般的にモガミ2534は味付けのないフラットな音と言われていますが、カナレSPC02に慣れてしまった私からすると味付けされた感じがします。
単純にカナレSPC02のレンジが狭いだけと言われるとその通りかもしれませんが、逆を言えばカナレSPC02の方がフラットと言い換えることもできます。
これらはオーディオインターフェース→カナレSPC02(2m)→スピーカーのセッティングを4年間続けてからケーブルをモガミ2534に変えた私の個人的な感想です。
たくさんのケーブルを聴き比べたことがある方の意見の方が参考になると思いますし、私は小さいスピーカー(ヤマハMSP3)でしか確認していないのでその点ご留意ください。
ケーブルは自作が安い
はんだが使える方は自分で作った方が安上がりです。長さや作る本数にもよりますが、モガミ2534でサウンドハウスに180円くらいでメートル売りしてますし、そのほかのケーブルも基本的に安上がりです。
サウンドハウス – ケーブル 自作
自分で作らない方には音光堂がおすすめです。職人が手作業で作ってくれて、値段も良心的です。
モガミ2534(TRS→XLR)1m
MOGAMI【2534 黒】XLRキャノン(オス)-TRSフォン 1m / NEUTRIK NC3MXXB&NP3XBAG / ブッシング黒 |
モガミ2534(TRS→XLR)1.5m
MOGAMI【2534 黒】XLRキャノン(オス)-TRSフォン 1.5m / NEUTRIK NC3MXXB&NP3XBAG / ブッシング黒 |
モガミ2534(TRS→XLR)2m
MOGAMI【2534 黒】XLRキャノン(オス)-TRSフォン 2m / NEUTRIK NC3MXXB&NP3XBAG / ブッシング黒 |
モガミ2534(TRS→XLR)3m
MOGAMI【2534 黒】XLRキャノン(オス)-TRSフォン 3m / NEUTRIK NC3MXXB&NP3XBAG / ブッシング黒 |
最後に
この音質の違いがケーブルの種類の違いによるものか、ケーブルの長さが0.5m短くなったことによるものか、あるいは両方か、私にはわかりません。
余談ですが、実はギターシールドには以前からモガミ2534を使用していました。キレのある良い音がします。個人的にはベルデン8412の方が好きですがケーブルが硬いため取り回しが悪く、泣く泣くモガミ2534に変えたのを覚えています。
ライブをしなくなった現在はセッティングしっぱなしで良いDTM環境がメインなので、これを機にギターシールドをまたベルデン8412に戻すのも有りだと考えています。
話を戻しますが、モガミに限らず電気信号がケーブルを通る以上はどのケーブルを使っても何かしらの影響はうけるはずです。それにケーブルの種類だけの問題ではなく、使用する環境に応じてケーブルの長さも変わってきます。
ケーブルの長さを短くできる事は、宅録環境が大きなスタジオに対抗できる数少ない利点の一つです。
様々な要因が絡み合ってのバランスなので、どのケーブルが一番フラットか、あるいは一番選ぶべきなのかというのは非常に難しい問題です。
最終的には自分がどんな質感のサウンドが好きかで決めるのが良いと思います。
オーディオインターフェースからスピーカーへのケーブル(TRS→XLR)は個人的にモガミの方がカナレよりも良いと思った、というただそれだけの話です。
ボーカルやギター、シンセサイザーといった入力部分のケーブルはモガミ2534かベルデン8412か、ジャンルやプレイスタイル、楽器の特性などとあわせて考えて選んでみるのも一興です。
ではまた。