どうも、モデ(@modeeisennui)です。ブラックフライデーで安く購入できたsoftubeのサチュレーター「tape」がとても気に入りました。シンプルな操作性で扱いやすく、音も良いです。
tapeの特徴と使用感
A、B、Cの三種類のタイプがあります。
タイプA
自然な飽和感で扱いやすいです。よくわからないが、とりあえずサチュレーションをかけたい時はAを選んでおけば良いでしょう。
タイプB
若干低音が持ち上がるような特徴があります。ほんのり音を太くしたい時にも使えそうです。
タイプC
古めかしい音になります。3つのタイプの中で変化が一番大きいです。
タイプを選んだらAMOUNTでサチュレーションのかかり具合を調節します。
そしてTAPE SPEEDで速度を選びます。TAPE SPEEDには親切にも説明が書いてあります。15%が基本的な業務スタジオの設定のようなので、特にこだわりがなければ15%で問題ないようです。
画像のように右側に隠れたタブがあります。
ここではDRY/WETやノイズの追加など、より細かい設定を行えます。
私は個人的によく使うのは「HIGH FREQ TRIM」と「SPEED STABILTY」です。
HIGH FREQ TRIM
トレブルを調節して音を明るくしたりこもらせたりできます。
SPEED STABILTY
テープのゆらぎの幅を調節できます。強くかければ、たるんだテープのような質感に近づきレトロ感が増します。
全体的に操作も簡単で狙った飽和感が作りやすく、音から角が取れて丸くなるという特徴があります。アナログ的な温かみが欲しいという方にはオススメです。
そして、CROSSTALKというつまみですがDAWがスタジオワンの場合に使えるようになる機能らしいです。私はLogicなのでよくわかりません。
最後に
私はLogic pro Xを愛用しています。
pluginboutiqueにあるsoftube tapeのレビューで面白いものを見つけました。
以下原文の翻訳。
Apple Logic Proのプラグインは、大部分が素晴らしいです。しかし、目立たない欠点の1つはテープ飽和プラグインの欠如です。
Logic Proユーザーは、一般的にDAWにバンドルされている効果にかなり満足しています。しかし、このレビューのトップに述べたように、テープの飽和はありません。Logic Proの豊富なエフェクトプロセッサーのコレクションでは、テープが非常に必要とされています。そして、それはあなたが買う必要がある最後のテープエミュレーションプラグインかもしれません。
https://www.pluginboutique.com/articles/1203より抜粋。
これでやっと私がフリーや有料のサチュレーションを試し続ける理由がわかりました。
単純にLogicにテープサチュレーターが装備されていないからです。
飽和感がいらない方には必要のないものですが、温かみが欲しいけど出せないというLogicユーザーなら試して欲しい一品です。
今まで使ったサチュレーターの中にも良いものはたくさんありましたが、今回ようやく求めていたものが見つかったという気持ちです。良い買い物をしました。
ではまた。
セールで買えるとコスパが異常に感じます。