どうも、モデです。限られたスペースに必要な機材を配置すると、どうしてもスペースが足りなくなる事があります。私の場合はMIDIキーボードがモニターの正面に置けず困っていました。そこでホームセンターで板を購入して自作してみました。
用意したもの
まずは板と小さめのクランプを用意しました。後は吸音材を設置した時に余った両面テープです。
板は厚すぎると重くなるので薄すぎず軽いものを選びました。サイズは必要に応じて選びます。今回は60cm×20cmにしました。ホームセンターなら1カット20円ほどでカットしてくれます。
またデスクによって骨組みの位置が違うので、天板を含めた厚みが何cmか確認しましょう。骨組みの位置が奥にある場合は天板だけの厚みで済みます。
使用中のデスクに取り付けられない場合もありますので、クランプ購入の際には挟む部分の可動域をしっかり確認しましょう。
作業内容
デスクと板にクランプをうまく挟むためには板を削らなければなりませんので、あたりをつけます。
大雑把にノコギリで削ります。はみ出さないように注意しました。
次にクランプをはめ込みます。
上の画像では締め付ける黒いゴム部分が半分はみ出ていたので、板に全面が当たるように調節し直しました。
次に板の角は尖っていて危ないので紙やすりを使って角取りをします。デスクと重なる部分は取りません。
目安は怪我しなそうなくらいまでです。気になる方は綺麗に仕上げると思いますが、私はかなり適当に仕上げました。
設置
いよいよ設置です。まずデスクの天板と板を両面テープで仮固定します。その後クランプでしっかりと固定します。(両面テープは板を取り外す時に面倒になる場合があるのでつけなくても問題ありません。)
このようになりました。
強度も心配していたほど悪くはなく、良い感じです。
ただ見た目がすごく板です…追加で大型のゲーミングマウスパッドを購入してカッターで程よい大きさに切りました。
大型マウスパッドはAmazonで探すとかなりやすいものが多いです。
多少ずれているのが残念ですが、マウスパッドを真っ直ぐにカットできなかったため諦めました。悔しいです。
設置後の注意
私の購入したクランプはやすい反面問題もありました。
固定部分のネジがかなり下に伸びているので、足を組んで椅子を移動した時にこの金具に膝の皿をぶつけて悶絶しました。
対応策としてプチプチを巻きつけます。私は結束バンドで固定しましたがテープの方が良いと思います。
プチプチは以前IKEAで家具を買った時についてきたものを保管しておりました。
ぶつかっても多少マシになっていると思いますが、ぶつからないように気をつけているのでまだ効果は実感できていません。
また、立ち上がる時に設置した板に手をついて体重をかけてはいけません。
間違いなく壊れます。
使用感
幅が広くなりかなり世界(デスク)が広がりました。
マウス操作(ワイヤレス推奨)、MIDIキーボード、スマホや小物置きなど使い勝手がいいです。タブレットを使う時も便利かもしれません。
モニターやmac bookのキーボードまでの距離もさほど気になりませんし、ギターを弾いても邪魔に感じることはありませんでした。むしろピックやグロスなどを置くのに重宝しています。
また取り付けはクランプなのでデスクに穴を開けなくて済むのが最大の利点だと感じました。
ただ、一番良いのは現在使用しているデスクで完結させられる事だと思いますので、私のようにどうしても配置するスペースがない場合の選択肢の1つ程度に留めたほうが良いでしょう。
最後に
出来はともかくとして、作るのは簡単でした。費用も板とクランプ×2で2000円いかないくらいです。ただし、ノコギリや紙やすりが自宅にない場合は高くついてしまうかもしれません。
製作後に見つけたのですが、似たような商品が5000円ほどでありました。
イーサプライ アームレスト 肘置き 手置き PC キーボード デスク 角度調整 肘肩 疲れ軽減 クランプ式 EEX-DESA02 |
自作に比べて値段は高いですが、その分手間も無駄もなくしっかりと作られています。
作ったものが壊れたら購入しようと思います。
【2018.6.1 追記】
板を大きいサイズに変更しました。制作過程は同じです。
大きい板はファルカタ集成材と言うもので横91cm縦20cm厚み1.3cmほどで、ホームセンターで580円でした。(以前使用した板と同じ種類のもの)
個人的にはぴったりサイズよりも初めから余裕を持った大きさで作った方がよかったと実感しております。
余談ですが、以前作ったものは壊れる気配がなかったので今回も自分で作りました。
作ってる時のワクワク感はすごかったです。
デスクによって取り付けが困難だったり、取り付けても位置が悪かったりと何かしらの問題があるかもしれません。
取り付けの際は自己責任でお願いいたします。