どうも、モデ(@modeeisennui)です。MIXを自分でするようになり3年が経ちました。wavesを中心に使い慣れたものを使用していましたが、今年のブラックフライデーをきっかけに見直すことにしました。個人的には見直して良かったです。
BUSとマスタートラックのプラグイン見直し
見直したプラグイン
・リバーブ
変更前 waves社 Rverb
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変更後 softube社 TSAR-1R Reverb
主にBUSで使用していたリバーブです。細かく設定できるRverbの方が人によっては使い勝手が良いのかもしれませんが、TSAR-1R Reverbはシンプル操作でクリアで深いリバーブを得られるのが便利です。好き。
・ディレイ
変更前 waves社 HDELAY
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変更後 soundspot社 VOXBOX
こちらもBUSでの使用。今までボーカルにはピンポンディレイを使っていましたが、Voxboxにその役目を奪われました。ちなみにVoxboxはディレイではありません。今後私がボーカルにピンポンを使うことはないでしょう。好き。
soundspot VOXBOXの詳しいレビュー
【DTM】ボーカルを埋もれさせないプラグインsoundspot VOXBOX
・サチュレーター
変更前 W.A.PRODUCTION社 Helper-Saturator
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変更後 softube社 tape
Helper-Saturatorはかなりお気に入りのサチュレーションなので今後も使います。ですが、マスタートラック及びドラムの金物や尖ったギターなどにはこのtapeを挿します。やはりリール系のテープサチュは温かみが違います。好き。
softube tapeの詳しいレビュー
【DTM】温かみのあるサチュレーターsoftube tapeのレビュー
・EQ
変更前 waves社 REQ6
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変更後 Volko Audio社 Q3D
マスタートラックでの調整に使っていたEQです。Q3Dは挿しているだけで音が変わるアナログライクなEQです。SUBのつまみは低音が自然に持ち上がり隙がない設計。好き。
・コンプ
変更前 waves社 Rcomp
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変更後 TDR社 Kotelnikov
マスターに挿しているコンプ。私の耳の問題もありますが、味付けのないコンプは薄くかけると音の変化がわかりにくいのです。Kotelnikovもナチュラルなサウンドですが、DELTAというボタンを押すことでコンプで潰した部分だけを聴くことができます。好き。
有料版もありますが、私はフリー版を使っています。
https://www.tokyodawn.net/tdr-kotelnikov/
最後に
今回の変更で、デジタルっぽい尖った部分がなくなり全体的に温かみのある音になりました。デメリットとしては音が丸くなったので、合わないジャンルも出てくるだろうということ。
音が良くなったかどうかは好みによるところがあり何ともいえませんが、私の好みにはなりました。
そして普段使いのプラグインを見直す事で、インストールはしたがほとんど使っていなかったプラグインを発掘できたことが最大のメリットと言えるでしょう。
中でもsoftube社のtapeを使った事で、softube製プラグインを引っ張り出すきっかけになりました。
とりあえずwavesを使っておこうという精神から卒業できたので良かったです。
この経験から妄信的に同じプラグインを挿すのではなく、状況に合わせて柔軟に選んでいければと思っています。
とはいえ、完璧ではないにしろかなり理想の音質に近づいたのでしばらくこの組み合わせを基準にしていきたいと思います。
ではまた。
softubeはシンプルで扱いやすいプラグインが多い印象です。難しいことはよくわからない私に向いています。