どうも、モデ(@modeeisennui)です。私のDTM環境ではエアコンや除湿機が常に稼働しており、それらが発する風の音が少なからずマイク録音時に入ってしまいます。超低音ノイズはローカットで概ね消えますし、ノイズ除去プラグインを使えば高音ノイズも取れないこともないですが、やはり録音の段階で音を少しでもよくすることを考えウィンドスクリーンを試したところ個人的に良い結果になりました。
ウィンドスクリーン MXL WS-001の使用感
MXL純正のウィンドスクリーンで試しました
箱
中身
装着 その1
装着 その2
まず見た目はだいぶモコモコになります。
普段は布を被せて埃除けにしていたのですが、このウィンドスクリーン自体が埃除けになってくれます。
音質変化について
楽器を録るのか、ボーカルを録るのか、エアー感は必要か否か、エアコンの位置や、扇風機が部屋にあるかなど…様々な状況があり個人個人で感じ方や考え方が違うと思いますので、あくまで私の環境での感想として受け取っていただければと思います。
まず声を録音した場合に「吹かれ」はかなり軽減されました。不自然になくなるということもありません。
またウィンドスクリーン未装着での録音と装着時の録音を比べたところ明らかにチリチリとした高音成分が抑えられていました。
明るさを犠牲にマットな質感になった印象です。
私の場合、作る音楽的にもマットな質感の方が合うので良い結果です。
逆に言えば装着前よりも篭った音質とも言えます。人によっては抜けが悪く引っ込んだ感じたりするかもしれません。
ウィンドスクリーンを使う場合は自分に必要かどうか一度考えてから使った方が良いかもしれません。
また、私の愛用しているマイクがMXLなので純正品を使いましたが、もっと安い代替品も沢山あります。どちらを使っても結果はそんなに変わらないと思います。
ただサイズには注意が必要です。所有するマイクに合うか調べてから試しましょう。
最後に
外での環境音録音に使ったりしない限りは、ほとんどの場合で必要ないかもしれません。
ただ無駄なエアー感を極力消したい方やウィスパー気味な声質で多めに息がマイクに当たってしまう方には重宝します。
また、マイクをセッティングしっぱなしにしたい方には埃除けとしても役に立ちますので興味があれば試してみるのも一興です。
ウィンドスクリーンを使うにしてもあえて純正である必要性がないのですが、MXLを所有していてどうしても純正のウィンドスクリーンが欲しい方はサウンドハウスからの購入が最安値だったのでおすすめです。
ではまた。