どうも、モデ(@modeeisennui)です。LogicでコンプやEQなどの実機、ハードウェアを使う方法を紹介します。実機との接続のため、オーディオインターフェースのインプットとアウトプットをいくつか確保する必要があります。アウトプットが2つしかなくスピーカーで埋まってしまっている場合は数が足りないのでそもそも実機が接続できません。
LogicのI/0を使う
まずはオーディオインターフェースに使いたいハードウェアを接続します。
例としてClarett 4preとRNC-1443Eの画像で説明します。
オーディオインターフェースLアウトプット→ハードウェアLインプット
オーディオインターフェースRアウトプット→ハードウェアRインプット
ハードウェアLアウトプット→オーディオインターフェースLインプット
ハードウェアRアウトプット→オーディオインターフェースRインプット
と接続します。
アウトプットがスピーカーに使っていてる数しかない場合は物理的に接続ができません。
接続ができたらオーディオインターフェースのデジタルミキサーがある場合そちらの設定を行います。
Focusriteの場合はFocusrite Controlの設定が必要です。
接続したアウトプット(ここではLine Output 3-4)をPlayback(DAW)→3-4と設定します。Line Output 3-4からどのアウトプットの音を出力するかの設定です。
この設定を正確にしないとハウリングを起こしたり音が出なかったりします。
Focusrite以外のオーディオインターフェース付属デジタルミキサーをお使いの場合はマニュアルを参考にしてください。
次にLogic Pro Xの設定に移ります。
プラグインを挿す要領でUtility→I/Oと進みます。(カスタマイズしている場合はLogic→Utility→I/O)
I/Oの画面
オーディオインターフェースで使用したアウトプットとインプットの番号をI/OのOutputとInputに設定します。ここではOutput3-4、Input7-8に設定。
I/Oを通す事で音量が下がる場合があるので、Output VolumeやInput Volumeで調整します。しなくても良いです。
Latency DetectionのPingをクリックすると自動でレイテンシーを調節してくれます。
これでハードウェアを使えます。
細かい設定はお好みで設定してください。
最後に
個別トラック、Bus、マスタートラックなどで普通のプラグインと同じ感覚で使うことができますが、一つのハードウェアを複数の個別トラックで同時に使うことはできません。
一つのハードウェアをMIXで使う場合はハードウェアを適用したらバウンス→新たに別のトラックで使うと複数できます。
ハードウェアを通したトラックが気に入らなかった場合やり直すのが手間というデメリットがありますがアウトボードの宿命です。
アウトボードに興味を持っていて、オーディオインターフェースのアウトプットも余裕がある場合は試してみるのも一興です。
ではまた。
個人的にオススメの高性能オーディオインターフェースClarett 4preのレビュー