どうも、モデ(@modeeisennui)です。wavesからV13アップデートのメールを受け取り、いくつか無料でアップデートできるプラグインがあったので早速アップデートしました。その結果、私にとってはメリットよりも圧倒的デメリットの方が大きかったのでダウングレードしました。メリットデメリットとダウングレード方法を紹介します。
この記事はmac環境での紹介です。windows環境の方法は紹介していません。
V13の新機能 メリット・デメリット
・APPLE M1との互換性
・Windows11との互換性
・一部のプラグイン用HiDPIグラフィック
・バグの修正、断続的改善、追加の更新
https://www.waves.com/v13
上記がV13の新機能です。
アップデートはWaves Centralからできます。
V13はメリットとしてApple M1やwindows11との互換性があるため、一部の方は待ち望んでいたアップデートかも知れません。
ただ、私はiMac Late2015でOSもMojave10.14.6止まり。ほとんどアップデートの恩恵がありませんでした。
またLogic pro xはMojave環境でアップデートできるバージョンが10.5.1までのため、私はこのバージョンで止まっています。
これが原因かはわかりませんが、V13にアップデートしたwavesプラグインがLogicを起動するたびに読み込みます。私の場合は72個のプラグインを毎回読み込み直します。
DTMをする上で起動に時間がかかるのはモチベーションが下がる要因の1つです。
私にとっては大した恩恵がない割に、やる気になってLogicを起動すると毎回余計な時間がかかりモチベーションは削がれてしまうという状況です。
個人的にこれは手痛いデメリットです。
そこで、結局V12にダウングレードすることにしました。
waves V13ダウングレード方法
V13は以前のようにWavesShellを上書きしないためか、バックアップから復元したりレガシーをダウンロードしたりする必要がありませんでした。
【Logic】waves V10 インストール後にV9に戻す方法【失敗談】
ダウングレード方法はcomponentsフォルダからWaveShell1-AU13.0.componentファイルを削除するだけです。
まずcomponentsフォルダに進みます。
・componentフォルダの場所
Macintosh HD→ライブラリ→Audio→Plug-in→components
componentsフォルダにあるWaveShell1-AU13.0.componentを見つけます。
見つけたらすぐに削除しても良いのですが、念のためデスクトップに移動して挙動を確認します。
デスクトップに移動したらLogicを起動。すると72個のプラグインの再読み込みはなく起動しました。
次にLogicでV13からダウングレードしたプラグインが使えるかチェックします。
いくつかチェックしたところ問題なくプラグインを使うことができました。
確認できたらWaveShell1-AU13.0.componentを削除して問題ありません。心配な場合はしばらくどこかに保存しておいてもいいかもしれません。
最後に
毎回のことですが、wavesのアップデートは何かしらの問題や面倒くささが付きまといます。V12の時はすんなりできたのですが、今回はダメでした。
wavesはコスパの良いプラグインがたくさんある(セール時価格)のですが、アップデートに関する負のイメージで損している気がします。
wavesは必要なければ無理にアップデートする必要はないので安定して使えるバージョンにとどめておくことをお勧めします。
追記 :(2021.12.02)
V13によるLogic立ち上げ時の再スキャン解決法
【DTM】wavesのV13プラグインがLogic立ち上げ時に再スキャンされる問題の解決方
ではまた。