どうも、モデです。最近オーディオインターフェースとスピーカーを繋ぐケーブルを、RCAケーブルからXLRケーブルに変更しました。ケーブルの違いや何が変わるのかなどを簡単に説明したいと思います。
アンバランスケーブル
今まで使っていたものです。RCAとTSからなるケーブルです。
audio-technica GOLD LINK Fine オーディオ変換ケーブル ピン×2 – モノラル標準×2 1.5m AT581A/1.5 |
ピンジャックと呼ばれるものとフォンジャックです。
RCA(ピン)はテレビとビデオデッキを繋ぐ赤白ケーブルのジャックで、TS(フォン)はギターシールドなどで使われているジャックです。
TSとはフォンジャックの先端に黒い線があると思いますが、それが一本のものです。TipとSleeveの略。
2つの電極、要するにモノラル信号です。
バランスケーブル
新調したXLRとTRSのケーブルです。
XLRはマイクケーブルのオス側のジャックです。
TRSは先ほどのTSと似ていますが、こちらはフォンの先端の黒い線が二本になります。黒い線がたまに白の場合もありますが何が違うのかは私はわかりません。おそらく同じ内容だと思います。TipとRingとSleeveの略。
3つの電極、主にステレオ信号をアンバランス接続するために使用されているが、今回の場合はモノラル信号をバランス接続するために使われています。
違いについて
バランスケーブルはアンバランスケーブルに比べて「ノイズに強い」と言われています。
ここからは私の主観になります。
私の使っているスピーカー(MSP3)でRCAケーブル接続はLINE1側で音量を調節していました。
(左側)だいたい12時の位置になるように使っていました。
XLRではLINE2で音量調節します。
(右側)メモリの位置でわかると思いますが、同じ12時にしたところかなり音量が小さくなっていましたので限界まで上げました。
これが回路的な問題なのかケーブル的な問題なのかはわかりません。
「ノイズは減ったかどうか」に関しても、もともと気になっていた訳ではないので違いは分かりませんでした。
音質が変わったかどうかに関しても、全く同じ音量感で確認できないのでどんな変化があったかは分かりません。
最後に
私が2年以上使い続けていたRCAケーブルはとても安いです。2本を1本にまとめたようなケーブルで1200円前後でした。
対して今回購入したXLRケーブルは1本で1400円前後くらいです。2本必要ですので単純に倍の値段がかかります。
家でDTMをする分にはどちらを選んでもいいような気はしますが、XLRケーブルはとりあえず推奨されているので安心感はあるかもしれません。
分からなければRCAでとりあえず様子見というのもありだと思います。
バランス・アンバランスどちらを使うにしても質が悪いものを使えばノイズは出ます。XLRだからと言って質の悪いケーブルを使っては元も子もありません。
選ぶ時には十分に注意してください。
バランスケーブルはCANAREを選べば失敗は少ないようです。
以上、モデでした。
作業途中の音源があったので区切りがつくまで交換できませんでした。結果的に音量差が出たので我慢しておいてよかったです。