【シンセ音源】GLADIATOR 2をV2.6へアップデートしてみた


どうも、モデです。廃盤となっていた愛用のシンセ音源「GLADIATOR2」のアップデータが2017.4.11に来ていたので試してみました。見た目やプリセットがかなり変わっていましたのでレビューします。

アップデータはこちら

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変更点

まず大きく変わったのは見た目です。

・アップデート前

・アップデート後

シンプルな色合いになり、レトロさにも磨きがかかりました。私は好きです。

・その他の変更点

・44kHzでプラグインを実行した場合の音質を大幅に改善
・全体的によりクリーンで細やかなサウンドになるよう改善
・高いカットオフに対する線形(リニア)の周波数レスポンス
・エフェクトセクションのアップデート:高精度の補間
・ディストーションのアップデート:より鮮明なサウンドのために、オーバーサンプリングを追加
・オシレータのアップデート:高精度の補間
・High-end resamplingアルゴリズムを追加
・10kHz以上の帯域における、より線形(リニア)な周波数レスポンス
・よりタイミングがタイトになるよう改善
・安定性の向上
・オートメーションのためのより直感的なパラメータ名
・ボタンのライトを美しくアップデート
・プラグインを開く際にポップ音が発音する問題を解決
・堅牢性の向上
・攻撃的でない心理音響処理
・Orion 8.6上でのバグを回避するようアップデート
・Mac版:プラグイン内からパッチの名前を変更可能になりました
・そのほかいくつかのバグフィックス

引用元 : https://ec.crypton.co.jp/support/product/32790

個人的に特に嬉しかったのはプラグインを開く際にポップ音が発音する問題を解決です。

このバグはごく稀にプラグインを開くと40.3dbのポップ音が出てしまうものです。一度出るとそれ以降確実にそのトラックから出てしまうことになる恐ろしいバグでした。

これが解決したことで使用頻度を下げていた要因は取り除かれました。お気に入りのシンセなので今後も使っていきたいです。

また以前のバージョンでは高音の粉っぽさが強くかなり抑えて使っていましたが10kHz以上の帯域における、より線形(リニア)な周波数レスポンス攻撃的でない心理音響処理などのおかげか聴き心地の良い音となりました。

1つだけ残念なことがあるとすればGLADIATOR 2ユーザーであれば使用時に必ず目にするプリセット「welcome」がなくなったことでしょうか。

アップデータはこちら

 

最後に

以前に増して視認性やサウンドが洗練されより扱いやすいシンセになりました。

廃盤ということもありアップデートはまず来ないだろうと思っていたのでまさか今年(2017)の4月に来ているとは思いもしませんでした。

GLADIATOR 2を所有しているユーザーであれば確実に更新した方が良いでしょう。

また、以前のプリセットは最新バージョンと互換性があり、今回welcome等排除されたプリセットや1から作り込んだ音もそのまま使えますので、過去プロジェクトで使用した音が変わってしまうことはありません。

ありませんが、アップデート前に作ったお気に入りのサウンドは保存しておくことをオススメします。

以上、モデでした。


今風のサウンドではないですが思い入れのあるシンセなのでとても嬉しいです。今後も使っていこうと思います。

独特なサウンドのシンセ音源GLADIATOR 2レビュー

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