【初音ミク】発音の為の調声技法 – マ行・ナ行


どうも、モデです。初音ミクの調声は手間がかかります。しかしV4Xの登場によりベタ打ちでも十分な発音クオリティを保っている事もあって、調声をしない方も増えたのではないでしょうか。今回からはそんな方が「微妙だけど放置した発音」を治す調声方法を紹介します。

あくまで発音の修正を重視したコーナーになりますので、感情的に歌わせたいという方には物足りないかもしれません。

対象は初音ミクV3とV4Xになります。

それでは本題です。

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マ行・ナ行の発音修正法

文字の並びによってはマ行やナ行は瞬間的に口の動きが変わってしまい微妙な発音になることがあります。
(実際に調声時のミクさんの口の動きを見たことはありません)

この場合、本来ならVELやOPE等を調節していきますが、治らないケースに遭遇する事もありますので別の方法で対処します。

下の画像のように、修正したいマ行・ナ行のノートの前にグリッド1/64で2つ分程度「ん」を挟みます。
必要であればVELも調節しますが、しなくても良いです。

文字の流れにもよりますが、ほとんどはこの方法で口の動きが滑らかになります。治らない場合は「ん」のノート長さを前後させてみてください。

また、ノートの語尾が好みの発音にならない場合は「な」の母音となる「あ」を別のノートに置き換えたりします。
※「な」のノートの長さによっても発音が変わりますのでご注意ください。

母音として使うノートのVELは必要ありませんので127にしてしまって良いでしょう。

 

最後に

これだけでマ行・ナ行の違和感のある発音は治せる事が多いです。

また私の調声は「感情的で人間らしい歌」ではなく「無感情に歌う人」をテーマにしておりますので、紹介する方法だけでは人間のように感情的な歌い方にはなりませんし、完璧な人間の発音になるわけでもありません。

あくまで初音ミクとしての発音の良さを求めたものです。
ご了承ください。


調声を一切しない方でも気になる発音部分だけを比較的簡単に修正する方法は今後も記事にしようと思っています。

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