どうも、モデ(@modeeisennui)です。腱鞘炎は酒で悪化する、という話があります。私は過去に何度か腱鞘炎になったことがあり、病院では必ずお酒を飲むか聞かれていました。当時から酒は嗜む程度で、基本的には全く飲まない生活で無縁な話と聞き流していました。最近になって酒による腱鞘炎の悪化を体験しましたので記事にします。
腱鞘炎は確実に酒で悪化する
基本的に酒は全く飲まなかったのですが、最近寝つきが悪いのでたまにお酒を飲んで寝ていました。
肩はDTMを長時間姿勢の悪い状態でしていたことが原因で痛めていました。もしかしたら普段からの運動不足や生活習慣の問題かもしれません。
過去に腱鞘炎で訪れた病院でお酒は飲むか聞かれた時も自分には無縁と聞き流していた事や、コップ一杯程度の酒ではそこまで大きな変化は感じなかった事があり、すっかり酒は腱鞘炎や関節痛に良くないということが頭から抜けていました。
ある日、お酒を普段よりも濃いめに入れて多めに飲んで眠った翌日、痛めていた肩に追い打ちをかけるように問題が発生しました。
目が醒めると肩が全く動かせない状態になっていたのです。
腕を少しでも動かそうとすれば肩に激痛が走り、体をよじっただけでも痛みがありました。
もう救急車を呼ばないと無理かと思いましたがスマホを手に取ることもままならず、諦めてそのまま眠りました。
再び目が覚めた時、相変わらずの痛みでしたがほんの少し動かせる範囲が広がっていました。しかし、起き上がるには不十分なので観念してまた眠りにつきました。
次に目を覚ますと、かなり痛みが引き可動域も生活できるくらいには広がったので起き上がって考えました。
寝違えたのか、はたまた単純に腱鞘炎がひどくなったのか…どちらにしろまた通院は避けられないと頭を抱えたところで、そういえばと昨晩の飲酒を思い出し腑に落ちました。
酒は腱鞘炎を悪化させる。
お酒に含まれるアルコールは血管を膨張させる作用があり、これによって炎症を起こしている部分、つまり炎症で腫れ上がった腱を圧迫して痛みが増すという状態が作られます。
アルコールが肝臓で分解され体から抜けるまでこの状態が続くため、お酒を飲んだ量が多ければ多いほど長く続きます。
当然のように個人差があり、お酒が強い人と弱い人では腱鞘炎を悪化させる具合が変わってくると考えられます。
お酒を素早く分解できる飲んでも飲んでも酔わないような酒豪の方は、お酒で腱鞘炎が悪化するわけがないと思うかもしれません。
一方で、私にようにそんなにお酒に強くもなく通常1~2杯のお酒で満足してしまう方は、少し普段よりも多めに飲むだけで腱鞘炎を悪化させる可能性が大きいという事です。
少し話は逸れますが、以前ボーカルはお酒を飲むと喉が圧迫され声が出にくくなるので歌う前には飲まない方が良いという話を聞いたことがあります。
飲む量にもよると思いますし私はボーカルではないのでこの話が本当かどうかはわかりませんでしたが、今ならそうなのかもと思えます。
肩が治るまでお酒は控えようと心に決めました。
腱鞘炎の原因
私の体験談にはなりますが、簡単に腱鞘炎の原因を紹介します。
1. 使いすぎ
若い頃ギターをがむしゃらに弾き続けた時になりました。フォームの悪さによる影響も大きく、無理のないフォームで脱力することが大事です。
2. 力みすぎ
若い頃バンドでギターを弾いていた時期、ライブでつい力が入ってしまい押弦する指に無駄に無理な力が加わり腱鞘炎になりました。冷静な心で脱力することが大事です。
3. 寒い時にストレッチをせずに動かす
どんなにギターを演奏するフォームが良くても大自然の力には逆らえません。冬の寒い時期に外から帰ってきて、冷え切った状態でギターを勢いよく弾くとすぐに指を痛めます。しっかり温めたりストレッチをしてウォームアップから始めることで腱鞘炎リスクを下げられます。
4. PCデスクが体に合っていない
マウスを操作する側の手が机と高さが合っていない場合、腱鞘炎の原因になります。手首や肘、肩など負担のかかる部分は人によって違いますが、使いすぎや力みすぎと合わさることで腱鞘炎リスクが高まります。
最後に
私は酒は腱鞘炎や関節痛を悪化させるというのは真実だと実感しました。
ただし、アルコールの分解能力やお酒を飲む量によって悪化具合は変わってくるため、全く悪化しないという人もいれば悪化するという人もいるのだと思いました。
アルコールによる血管膨張を考えれば、悪化しないと思う方も腱鞘炎の時は無難に禁酒する方が良いのではないかと、個人的には考えます。
それ以前に、腱鞘炎になる要素を無くし腱鞘炎とは無縁な生活習慣を作ることが最も大事です。
なかなか難しいですが。
ではまた。
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