どうも、モデ(@modeeisennui)です。シールドは今までハンダごてを使っての自作が多かったのですが、ソルダーレスシールドなるハンダを使わず自作できるものがあると知り試してみました。試したのは音造りさんの結パッチケーブルです。
音造り・結ソルダーレスケーブル
結と印字されたデザインがあんまりかっこ良かったのとソルダーレスケーブルに興味があったので実際に試してみた次第です。
私の用途は邪道ではありますが、エフェクターのパッチケーブルでは無くモジュラーシンセのステレオアウトからオーディオI/Oまでの約1mほどのケーブルとしてでした。
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LRで色を変えたい派なので赤と黒のコネクタを個別で二個ずつ、ケーブルは切り売りを2m購入。
私はケーブルも結シリーズの純正のものを使いましたがフリーザトーンを使う方も多いようです。この場合、純正と同じ4mmの太さのものを使うと良いです。
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結パッチケーブルはコネクタカラーのラインナップが豊富なので、個性的なエフェクトボードを作ることも可能です。
またケーブル作りをしたことがない人でも簡単に作れることや、安価で手が出しやすいところも魅力的です。
セット売りもあります。
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結 Musubi ソルダーレス SL両対応 プラグ 12個 ケーブル 3m ツール付属 (黒色キャップ/ニッケルプラグ) |
作り方
私はストレートを作ったのでストレートで説明します。
1. 欲しい長さに専用ケーブルをカット
2. コネクタのネジを緩める
2. コネクタにケーブルをまっすぐ差し込む
3. ネジを閉める
これで完成です。(制作途中の画像なくてすみません)
コネクタが小さいのでエフェクターボードに使えばかなりコンパクトに仕上げられそうです。
L字にも対応しているので用途によって使い分けられます。
L字の場合はコネクタからキャップを外す必要がありますがこちらも簡単でした。
慣れればSLどちらも片側1分もあれば作れると思います。
音について
私が自作したノイトリック(金メッキのやつ)+モガミ2534と結ソルダーレスケーブルを比べてみました。
モジュラーシンセから出る二種類の単音ロングトーンを比較。
ほぼ誤差程度の違いしかなく、モガミ2534と比べても遜色ありません。
波形を見る限りベルデンが好きな人にわかりませんが、普段からモガミを使っているなら問題なく受け入れられると思います。
最後に
心配していた音も問題なく、作るのにもハンダを使うより早く安全で手間がかかりません。
安価でデザインも良いとなれば、パッチケーブルが必要な時は積極的に選択していこうと思っています。
ただソルダーレスケーブルの弱点としてハンダで固定されていないため抜き差しが多くなる箇所で使うと接触不良になる確率が増えます。
しっかりとコネクタ部分を持って抜けばある程度大丈夫だと思いますが、コネクタが小さいため抜くのに力が込められず苦労する場合があります。
よって、エフェクターボードなどの抜き差しが少ない箇所で使うことが推奨されます。
ソルダーレスに興味があれば試してみるのも一興です。
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結 Musubi ソルダーレス SL両対応 プラグ 12個 ケーブル 3m ツール付属 (黒色キャップ/ニッケルプラグ) |
ではまた。