どうも、モデ(@modeeisennui)です。モジュラーシンセのピカピカに夢中なのでパッチケーブルも光らせたい。そんな想いから光るパッチケーブルを探していたところ電氣美術研究會さんのスリムLEDパッチケーブルを見つけました。同時にカスタム電源ケーブルも購入。どちらも買ってよかったと思える内容で満足しています。
スリムLEDパッチケーブルとカスタム電源ケーブル
届いた商品にはステッカーも入っていました。
中身
カスタム電源ケーブル(下)と通常の電源ケーブル(上)比較
ケーブルの入ってた袋はしっかりしてたので、むき出し放置されていた使われないケーブルを入れて再利用。
では、実際に使ってみます。
スリムLEDパッチケーブル使用感
光るとこんな感じ。動きがあると暗所で映えます。
電氣美術研究會さんのスリムLEDパッチケーブル光らせたくて早速音出し!想定通り光の少ないモジュールの賑やかしになりました!光加減の慎ましさも去ることながらアルミシェルで区切られ片側二箇所光るのが賑やかしつつもアンニュイな雰囲気を醸し出して素敵☺️✨#modularsynth #モジュラーシンセ pic.twitter.com/FHO4pfkiUK
— Siroyuki Sinozuka (@siroyuki4nozuka) April 26, 2023
電氣美術研究會 スリムLEDパッチケーブル 5本パック 60㎝
個人的には素晴らしいの一言です。
安価で経済的に優しいですし、アルミシェルを使用して光るポイントを区切っているため、片側二箇所がぼんやりと光ってアンニュイでいて上品な雰囲気が出ます。
ちなみに+Vで緑、-Vで赤に光ります。
ケーブルの材質も巻き癖の付きにくそうな柔らかい素材で、実際届いた時に癖がほぼついていませんでした。これは嬉しい。
1つ懸念があるとすればそれは耐久性です。使い始めたばかりなのであくまで私の想像に過ぎませんが、ケーブルのしなやかな質感は癖がつきにくく取り回しが良いという良さがある反面、それ故にプラグの付け根部分には若干不安があります。
iPhoneの純正充電ケーブルの付け根を何度も破損させた経験があるので使い方には気をつけたいと思います。
抜き差しするときは慎重に。
といってもギターシールドに比べればパッチケーブルはどれも細く弱そうに見えるのでどんなパッチケーブルでも各種モジュールと同じように丁寧に扱いたいです。
カスタム電源ケーブル使用感
まず先に申し上げておきますが、私は電源ケーブルによって音が変わる説肯定派です。ここでは私の使用してみた感想を紹介するので、詳しい説明はこちらで確認してください。電氣美術研究會 カスタム電源ケーブル
また、電源関係での音の変化に関して、聴く人の好みによって大きく感じ方が変わるので、音が良くなった・音が劣化したというような表現は使いません。
カスタム電源ケーブルを使用したのはIntellijelの1Uタイプのミキサーとラインアウト。
仕様でビープノイズが発生するLubadhにも使いたかったのですが、今回はモジュラーシンセの最終段とも言える箇所での使用です。
結果として、あくまで私の個人的な感想ですが音に芯が出たように感じます。
この変化はギターエフェクターの9V電池を9.8Vにした時のようなわずかなものです。
少し話は逸れますが、例えば歪みエフェクターの電源に9Vから12Vまで少しずつ上げていくと音の芯の部分が強くなっていき、相対的に歪み具合が僅かに減少したように聴こえる変化があります。
逆に9V電池を酷使し出力が8V、7V…と低くなるにつれ、徐々に歪みやすくなり音の芯がなくなっていきます。この変化を好むプレイヤーもいます。
またギターの例えになりますが、EMGピックアップのような9V電池を使うアクティブピックアップも電池を使わないパッシブピックアップに比べてローノイズで音に芯があるというメリットがあります。
さらに9V電池を2つ使う18V modをするとよりパワー感のある音を実現できます。1つのEMGに9V、フロントとリアの2つのEMGなら18Vという思想のmodです。私は18V modが好きですが、18V modが合わないという人もいます。
話を戻しますが、カスタム電源ケーブルは高インピーダンスによる変調の影響を受けにくくするために、導体を太くして電流を流れやすくするという設計だそうです。
私はギンギンにトレブルの効いた音は好みではないので、モジュラーシンセは基本的に深いリバーブとローパスによって音を下に寄せる傾向があります。このサウンドメイクには元々の音に芯がありハリのある状態でないと破綻しやすいため、わずかでも芯が出るならなんでも試したいという気持ちがあります。
音作りにおいて、元々あるものを削るのは楽だが無いものを足すのは難しいというのが私の考えです。
また、経験上の話になりますが、こもった音を使いたい場合は初めからこもった音を使うよりも芯のある音を加工した方が扱いやすいこもった音を作れます。
これらを踏まえて考えるとカスタム電源ケーブルは私の音作りには相性の良いケーブルだと感じました。
ここまで話しておいてなんですが、私はこの手の知識に明るいわけではないので、適当な事を言っている可能性があります。あまり鵜呑みにしないように。
最後に
今回は電氣美術研究會さんのスリムLEDパッチケーブルとカスタム電源ケーブルを購入してとても満足しました。
光るケーブルやカスタム電源ケーブルを試したい方は覗いてみるのも一興です。
パッチケーブルや電源ケーブル類の他に、電氣美術研究會さんでは自作モジュラーシンセの電子パーツや基盤+パネルセットなどもあります。
いつかモジュラー自作する勇気がわいたら試してみたいです。
ではまた。