どうも、モデ(@modeeisennui)です。ひっそりとモジュラーシンセを始めて1年が経とうとしております。なかなか感慨深いものがあるので、簡単に私が初めて購入したモジュラーシンセを紹介します。
初モジュールはBIG T MUSIC ラングーンとモンスーン
私はBIG T MUSICのラングーンとモンスーンというモジュールを一番最初に手に入れました。理由はデザインが好きだからです。
いや、本当にかっこいい…
ラングーンとモンスーンはブレードランナーにインスパイアされたパネルデザインが特徴で、初めて見たときはとにかく「これで音を鳴らしたい」と思いました。
勢い余って購入。購入サイトは海外の怪しいサイトに見えるデザインですがちゃんとしたサイトで商品もしっかり届きます。
slate+ash
商品が届いたときはこんな感じの箱に入っていました。箱すら愛おしい。
デザインや制作作業をしているガーズ・ルーク氏の名前も入ってる。好き。
中身
ラングーンとモンスーンは455ユーロで購入したのですが、商品が届いたときは関税がかかりました。後日192ユーロの買い物をしたときは関税がかからなかったので、個人輸入する場合には注意。
失敗したこと
モジュラーシンセを初めるにあたり失敗したこと。それは注文したケースが2ヶ月以上届かないという事態を想定できなかったことでした。
ほぼ同時期にラングーンモンスーンと電源付きケースを購入したのですが、商品が届くまでにラングーンとモンスーンは2週間程度、ケースは2ヶ月以上かかったので、実質ラングーンとモンスーンは1ヶ月以上眺めるだけの生活が続きました。
これからモジュラーを始める人はまずケースと電源を購入することをおすすめします。
というよりケースはintellijel製品だったのですが、intellijel商品はプレオーダーの場合基本的に届くのが遅いです。
パーツ不足という側面もあると思いますが、Quadratt 1Uを注文したときは半年待ちました。
モジュラーシンセ購入の障害は値段もそうですが、絶版や品切れに加え、購入してもいつ届くかわからない商品もあるという点も注意する必要があるかもしれません。
モジュラーシンセ界隈の偉大な先輩方の多くが自作をしていますが、私もいずれ自作ができたらなぁと思います。現状では思うだけですが…興味はあります。
最後に
モジュラーシンセの魅力を私のような若輩者が語るのは大変恐縮ですが、私は自分だけの最強シンセを構築できること、そしてカスタマイズ性とサウンドの自由度の高さが魅力だと感じています。
また、私はモジュラーシンセを始めるにあたり漠然とアンビエントがやりたいとは思っていましたが、音よりもデザイン重視でモジュラーを選びました。
やはり音楽においてテンションの上がる機材というのは最も大事な要素の一つだと思います。
そしてテンションだけは高いのにケースが届かず初購入のモジュラーをただただ眺めるだけの悶々とした生活を送っていたわけです。
いざケースが届いてみると今度はやれシーケンサーがないと音楽的なことができないだの、CVで自動制御したいだのと様々な欲が出てきます。
沼です。沼にハマりました。
しかし、後悔はありません。
モジュラーシンセは布教したいという思いがありつつも値段的な敷居の高さからオススメしにくいところはあります。
ですが、私のように腱鞘炎や四十肩によりギターが弾けなくなったけど音楽はやりたいという方には良いんじゃないかと思います。
ちなみにもう腱鞘炎も四十肩も治りました。完治まで2年かかりました。
モジュラーシンセはSiroyuki Sinozuka名義でYouTubeに動画をあげていますので、睡眠導入に最適なモジュラーアンビエントに興味がありましたら登録していただけると幸いです。
ではまた。
▼初めてのモジュラーシンセ構築動画▼
▼初めてのモジュラーシンセとアナログシンセ共演▼