どうも、モデ(@modeeisennui)です。iTunesやSpotifyなどに楽曲を配信するためFrekul(フリクル)を使ってみました。実際に楽曲が配信されて感じたメリットとデメリット、それに付随する音源価格の問題を書いていきます。
メリット&デメリット
メリット
・登録費用がかからない
・自分の楽曲を手軽に配信できる
・配信先ストアが沢山ある
・期間制限がない
配信が期間制限なく無料なのでコスト面でも楽ですし楽曲の登録も難しくありません。
配信先ストアが多いので知らないストア(確認していなかった配信先ストア)で配信されているということもありましたが、とにかく手軽です。
登録費用がかからない代わりに楽曲が売れた場合の取り分は60%です。
ただし「各ストアからバックされる金額の60%」ですので配信先ストアで〜%か引かれた後の金額から60%バックということです。
売られている値段からキッチリ60%戻ってくることはおそらくありませんので注意してください。
詳しい手数料は各ストアでご確認ください。
デメリット
・配信日時が指定できない
・配信する順番が決められない(審査が通った順)
・値段設定ができない
まず配信日時が指定できないので非常に扱いにくいです。配信される前は「配信予定」というしかありません。
そしてこれは私のミスでもあるのですが、音源のタイトルにEPとは入っていると審査が通りません。
私の場合は「忍 is Alone – EP」を登録する際、EPの文字はストア側でつけるためタイトルとジャケットから消すよう連絡が来ました。
修正して登録し直した時に、「忍 is Alone – EP」と同時に申請していたアルバム「Life is a journey」の方が先に登録されてしまいました。
つまり本来は旧譜であるアルバムが新譜として扱われてしまっていると言うことです。
同時にストア配信申請をする場合は楽曲の数などでも審査時間に差が出る可能性がありますし、音源一枚ずつ確実に登録した方が良いと思われます。
次に音源の値段を決められないという大きな問題があります。
どう言う基準かは私にはわかりませんが、例えば1500円でBOOTHで配信している15曲入りのアルバムがApple Musicでは2400円とっています。
そしてBOOTHの手数料は決済金額の3.6%です。
どう考えてもBOOTHで配信している音源の方がご購入いただく方にとっても私とっても有益なものとなるでしょう。
ちなみにtunecore japanだと配信日時や値段が決められますが、ここでは詳しい仕様は割愛させていただきます。
BOOTH – 創作活動がより楽しくなるショップ作成サービス
最後に
iTunesやSpotifyなど有名ストアに音源が登録されていると、初めて見る方からすればソレっぽく見えるということも少なからずあります。
また、最近話題の「盗作曲を販売し続ける某DJ」のような人間が他にいないとも限りません。自分の楽曲を自分の名義で配信しておくだけでも盗作対象から外れやすいのではなかろうかとも思います。
私としては「入り口は多い方がいい」「コストかけず手軽に配信したい」という2点だけでもFrekulを使う最大の理由になると考えています。
ただ、私はBOOTH推しです。
もし私の音源をお求めになる方がいる場合はApple Music等の有名ストアではなくBOOTHでお求めください。
音源の値段がもっとも安く設定されており、更に私の利益が最も多くなる配信ストアがBOOTHです。
配信するアーティストの皆様も「購入者様が一番負担のかからないストアはどこなのか」「最も自分の利益が高くなるストアはどこなのか」一度考えておいてもいいかもしれません。
以上、モデでした。
どこで配信してもメリット・デメリットはあります。
とりあえずは「見せストアとしての有名ストア」「実質的な販売ストアとしてのBOOTH」として使い分けたいと思います。