驚異的な音質のウェーブテーブル・シンセサイザー Xfer「Serum」レビュー


どうも、モデ(modeeisennui)です。今風のサウンドが出るシンセが必要になり、以前から目をつけていたXferRecordsのSerumを手に入れました。実際に触ってみるとなぜ最も売れているシンセサイザーなのかわかりました。

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とにかく音が良い

Xfer Records – SERUM

インストールして早速プリセットから音を鳴らしてみました。

音を出してみた第一印象はとにかくクリアで音質が良いでした。

Future Bass的な音が欲しかったのですが、すぐにそれっぽいサウンドを見つけられました。手持ちのシンセと比べると「今っぽい感じ」の音なので欲しい音を探す時にシンセ選びから始める必要がなくなりました。

またディレイやコーラス等のエフェクト操作もしやすく、目立つ音から馴染む音まで自由自在です。

個人的に便利だと思ったのがユニゾン機能です。

その名の通り音をユニゾンさせたような太いサウンドを作ることができる機能で、どこかリードが物足りない時など使い道は多いです。

SERUMの良い所は出来の良さだけでなく、少し調べればすぐに使い方解説記事や動画を見つけることができる所です。他にも、欲しいジャンルのプリセットが容易に手に入るという事も利点の1つと言えるでしょう。

私はSONICWIREで購入しましたが、SONICWIRE内でソフト音源売り上げsynthesizer部門No.1、ソフト音源売り上げ総合NO.2という大変人気なシンセとなっていました。(2019.6.12現在)

CPU負荷はSERUMの使い方にもよりますが、私の環境では20〜30トラックほど使ったあたりでLogicがシステムオーバーロードになり始めました。普段使っているシンセと比べても特別重いということはありません。

プリセットの追加についてですが、MenuからLord presetを選ぶと1つのファイルしか読み込めません。

Show Serum Presets folderからSerum Presetsに進み、その中にあるPresetsフォルダに直接追加したいプリセットフォルダを入れるとプリセットに反映されます。

外付けHDDからプリセットフォルダを読み込む方法もあるのかもしれませんが、よくわからなかったのでとりあえずこの方法で追加しました。

 

最後に

SERUMは流行りのサウンドだけでなく幅広いサウンドを生み出すことができるシンセ音源です。

これから初めてシンセを買おうという方は迷ったらSERUMという判断でも良いくらい安定感があります。

ただ、個人的な意見になりますがSERUMは全体的にクリアなサウンドです。

レトロな飽和気味のサウンド感を求めている場合、大人しくそういう傾向の音が出るシンセを探したほうがいいかもしれません。(SERUMを触って日が浅い私の意見なので聞き流してください。)

セールはあまりやらない商品ですが、SERUMセールを見かけてまだ持っていないなら入手してみるのも一興です。

オススメシンセ「Xfer SERUM」のレビューでした。

ではまた。

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