どうも、モデ(@modeeisennui)です。去年は湿気により夏の終わりにカラーボックスの裏がカビてしまったので小型の除湿機を入手して夏に備えておりました。そして今年、梅雨になりましたが小型除湿機やエアコンの除湿では全く歯が立たなかったので大型の除湿機を購入。そのレビューです。
SHARP CV-G120-W仕様
・定格除湿能力(50Hz/60Hz):11/12L/日
・除湿可能面積の目安
木造住宅 50Hz:14~28畳(23~46m2)
コンクリート住宅 ・60Hz:15~30畳(25~50m2)
・高濃度プラズマクラスター7000適用床面積(目安):約11畳(19m2)
・衣類乾燥時間(2kg):約75分
・消費電力(50Hz/60Hz)(1時間あたりの電気代目安)
除湿:235W(約6.3円)/275W(約7.4円)
・運転音(50Hz/60Hz) ・除湿:強 41/41dB、弱 35/35dB
・センサー:温度/湿度
・キャスター:4輪(横移動のみ)
・フィルター(後ろパネル): ホコリブロックプレフィルター
・排水タンク容量:約3.1L(ハンドル付)
・使用可能温度:3~38℃
・外形寸法(幅×奥行×高さ):360×260×565mm
・質量:約13.3kg
・連続排水可能(市販のホースが必要)
・コンプレッサー式
※この商品はモデルチェンジしました。代替品はこちら
サイズ比較
比較 : 扇風機とギター
比較 : 小型除湿機
なかなかでかい。
使用感
側面に操作パネルがあるものはしゃがまなければ操作ができないため、上に操作パネルのついているCV-G120-Wはかなり扱いやすいです。
本体が大きいこともあり小型のものより触りやすい。
肝心の除湿機能ですがものすごい性能です。もっと早くに出会いたかったと思うほど湿気を吸います。
まず小型除湿機とエアコン除湿の2つを使用した状態での湿度計です。
小型除湿機から遠い場所 湿度計 A
小型除湿機の真上 湿度計 B
やはり小型とはいえ除湿機が近い側の方が湿気が取れています。とはいえ、まだまだジメジメです。
私の環境ではエアコン除湿を使わなかった場合、小型除湿機から遠い場所の湿度計は90%をさします。
湿度90%がどのくらいのジメジメかというと、ギターを握った時にネックがベチョっと濡れている状態です。
エアコン除湿で80%までは下がったものの、エアコン除湿は温度操作ができないため梅雨の雨天時には非常に寒く、大した除湿効果もありませんでした。
そこでSHARP CV-G120-Wの登場です。
SHARP CV-G120-W運転開始からデジタル表示の湿度計がグングン下がりました。
この時の部屋に設置した2つの湿度計はどちらも64%でした。
どうやらCV-G120-Wのデジタル湿度計とアナログ湿度計では3%程度の誤差があるようです。
CV-G120-Wを運転し続けると最終的に55%前後まで下がり、その湿度を維持します。
一般的に50〜60%が過ごしやすいとされているので間をとっての数値なのでしょう。
使用から14時間ほどでとれた湿気
写真だとわかりにくいですが、このタンクの容量は3.1Lありますので1L以上は湿気が取れているようでした。すごい。
最後に
私は湿気を憎んでおりますので最大30畳まで対応可能なCV-G120-Wを選びましたが大正解だったようです。
私の部屋は8畳、クローゼットは解放しっぱなしで9畳と少しというところですが、部屋のどこにいてもムラなく湿気が取れています。
このことから小型除湿機では部分的な湿気しか取れないということがわかりました。
またCV-G120-Wの表示で湿度55%の状態からエアコンを切ってみると3〜5%ほど湿度が上がりました。除湿機の効果を最大限活かすにはエアコンも併用した方がいいようです。
プラズマクラスターについては一応使用していますが、何が変わっているかは全くわかりません。おそらく空気が綺麗になっているのでしょう。
部屋全体の除湿にはやはり大型の除湿機が最適です。ただ私のように過剰な除湿性能の除湿機を選ぶと、湿気は取れますが規模が大きくなった分だけ消費電力が上がりますので電気代が高くつくかもしれません。注意してください。
小型除湿機についてはクローゼットの中や楽器の周り、その他カビに繁殖されたくない場所にピンポイントで使うのが良いです。
それが適材適所というものなのでしょう。
楽器以外で2万を超える家電を購入するのはなかなか勇気がいりましたが、後悔はありません。機材を守れて私自身もとても快適です。
※この商品はモデルチェンジしました。代替品はこちら
以上、モデでした。
24時間つけっぱなしにしていますが、運転音に関しては作業中に気になることはありませんでした。扇風機(強)よりはうるさくないです。
ただ寝る時には少し気になるかもしれません。