【DTM】音の距離感を操作するプラグイン「PANAGEMENT」のアップデータが公開されていたので試してみた


どうも、モデ(modeeisennui)です。音を遠くに配置したい時に役に立つのが「PANAGEMENT」というプラグイン。一時期話題になったため既に無料版をインストールしている方も多いと思います。今回はPANAGEMENT2にアップグレードするついでに有料版を購入してみました。

Auburn Sounds – PANAGEMENT2

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PANAGEMENTとPANAGEMENT2の違い

まずGUIが大きく変更されました。

PANAGEMENT

PANAGEMENT2

PANAGEMENT2はReverbとDelayが新たに装備された事でより直感的に空間を操作することが可能になりました。

LFOを有効にすると、音がどう動いているのか目視で確認することができるのも嬉しい機能です。

またPANAGEMENT2の無料版と有料版の違いはDelayとPGMT-400チップmodが装備されているかどうかです。

無料版PANAGEMENTの頃はLFOは操作できませんでしたが、PANAGEMENT2は無料版でもLFOを操作することが可能です。

私は有料版にしましたが、無料版でも距離感の操作に支障は一切ないのでPGMT-400チップmodもDelayもいらないという場合は無理に有料にする必要はありません。

無料版PANAGEMENNTを既に持っている方は無料版PANAGEMENT2にアップグレードすることを強くお勧めします。

Auburn Sounds – PANAGEMENT2

 

PANAGEMENT2使用感

音を少し遠くに配置したいと思った時(一歩二歩程度)に絶妙な空気感で処理してくれます。

単純にボリュームフェーダーを下げただけの状態と比べると自然な距離感を生み出すため違和感が少なく感じます。

ただ、かなり遠くで鳴っている音を作りたい場合はPANAGEMENT2以外の処理も必要になるかもしれません。

これは遠い距離という感覚の違いもあると思いますので、実際に使ってみて判断するのが良いと思います。

LFO部分については、滑らかな操作から過激な操作まで可能です。普段聴き慣れていないような音の動きを作れるため飛び道具としても使えそうです。

ステレオ感のコントロールも可能なので音を大きく広げたい時や完全にモノラルにしたい時も役に立ちました。

音の立体感を意識したい方にとってはPANAGEMENT2は優秀で即戦力になってくれるプラグインだと思います。

よほどのこだわりがなければ無料版で十分です。気に入ったら有料版へ移行してみてください。

余談ですが有料版で装備されるPGMT-400チップmodの操作で様々な質感を楽しむことができます。ですが無くても全く困りません。

 

最後に

私はPANAGEMENT2に100点をあげたいくらい好きなプラグインです。

ただ距離感を操作しなくていい時に無理に挿すプラグインではないので必須ではありませんし、全てのプロジェクトで使用できるものでもありません。

立体感よりも音圧を重視する方にとっても必要のないプラグインと言えるでしょう。

「距離感を重視したMIXをしたい」「音を遠くに配置したいのにうまくできない」という方は一度無料版を試してみるのも一興です。

余談ですが、PANAGEMENT2を有料版にしたことで旧バージョンのPANAGEMENTも有料版をDLできました。

旧PANAGEMENTが有料版になったことで使えるようになる機能は無料版PANAGEMENT2でも使えます。

ではまた。

Auburn Sounds – PANAGEMENT2


公式サイトによるPANAGEMENT2の見出しがシンプルに面白くて個人的に好き

Google翻訳してみても好き

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