【初音ミク】発音の為の調声技法 – ノートの位置


どうも、モデです。ミクさんDarkは「ぼ」の発音は悪いわけではありませんが、若干アタックが遅めに感じることがあります。アタックが強くタイミングもジャストな音が多いオケには負けやすい発音だと言えます。これをノートの位置をずらすことで聞こえやすくします。

また、音数が多いオケに混ぜると聞こえにくくなる発音に対しても有効です。

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ノートを前に出す

「ぼ」発音が聞き取れるのであれば前に出す必要はありません。

もし聞き取れないのであれば1/64でひとつ前に出してみましょう。

これだけでかなり聞こえやすくなります。

発音のタイミング的にもほぼ気にならない程度かと思われますので、聞こえにくいときはDYNやボリュームのオートメーションより先に試してみてください。

子音の音量を調整するのは、ノートの位置をずらしてからでも遅くはありません。

また他の楽器にも言えることですが、人間の耳は初めに聞こえた音が大きく聞こえるものです。

ミクさんに限らず、目立たせたい音を若干前に出したり、引っ込めたい場合に後ろに下げる、という事も選択肢の1つとして考えても良いかもしれません。

 

最後に

アタックが消えやすい発音(ミクさん単体では聞こえるのに、オケに合わせたら聞き取りにくくなってしまう場合)は、「ノートを少し前に出してアタックが消えないようにする」というのが今回の肝になります。

また応用として、「さ」や「し」はオケのアタックが遅めの楽曲の場合に1/64でひとつ程度後ろに下げると有効な場合があります。こちらも覚えておいて損はありません。

もちろん気にならないのであればこの方法も試す必要はありません。

他にもエディタ上ではなく書き出したオーディオファイルをほんの少し動かす手段もあります。1/64よりも細かく調節したい場合には有効です。

この場合は1つの音ではなくファイル全体の音が動きますので注意が必要です。

以上、モデでした。


どの手法にも言えることですが、オケによって発声の聞こえ方はかなり変わるので状況に合わせた対処が必要です。

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