DTMerが親指トラックボール ELECOM「EX-G PRO」を使ってみた


どうも、モデ(modeeisennui)です。以前、人差し指トラックボールを使って思うように操作できずに諦めたことがあります。今回は親指トラックボールを試してみたところ自由度が高く、ドライバーがmacにも対応しているので非常に便利でした。

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EX-G PRO仕様

・接続方式 : 有線 /無線 2.4Ghz (レシーバー付属)/ Bluetooth
・ボタン数 : 8ボタン ホイールボタン含む チルトホイール搭載
・サイズ : 幅108.0×奥行135.0×高さ47.7mm
・電源 : 単3電池1本

無線とBluetoothではBluetoothの方が電池が長持ちするようです。

エレコム マウス 有線/ワイヤレス/Bluetooth トラックボール親指 8ボタン チルト機能 ブラック M-XPT1MRXBK

 

使用感

一言で言うと、すごく良いです。

まず箱の中身

トラックボール本体と単三電池一本、2.4Ghz無線レシーバー、有線接続用のケーブルが入っています。

接続は有線と無線、Bluetoothの三つから環境に合わせて選ぶことができます。

私は付属の電池で無線接続、電池が切れたらバスパワーで動かせる有線に移行する予定です。

本体

握った時に全てのボタンが押しやすく腕の負担は感じません。見た目もマットな質感でかっこいい。

本体裏

裏面には電源があります。Lはローエナジーモード、Hはハイスピードモードです。

・ローエナジーモード : 省電力で電池がHよりも長持ち
・ハイスピードモード : 素早く動かした時にLよりも滑らかな動きになる

私はあまり素早く動かさないのでLで使用。

その他、DPI調節ボタンとBluetooth接続時に使用するペアリングボタンがあります。

ドライバーについて

EX-G PROの良いところは使用可能なボタンが8つあることです。

macでは珍しくドライバーが用意されており、ボタン全てを自由に設定できます。

EX-G PROドライバー

ドライバー画面

設定ボタンは対応したボタンが黄色くなるので分かりやすく、選択できる項目も多いです。

その中でも任意キーが便利で複数のキーを同時に押す面倒なコマンドをボタン一つで呼び出すことができます。

そのほかシェスチャーという項目も面白いです。

ジェスチャーに設定したボタンを押しながらトラックボールの動きを登録することでコマンドを呼び出すことができます。

ただこのジェスチャー、面白いですが実際使ってみると意外とうまく呼び出せなかったので私は使っていません。

DTM用途ではDAWで設定したショートカットのよく使うものを割り振ると作業効率が上がります。

マウスのようにトラックボール本体を動かす必要がないので省スペースなところも気に入っています。

 

最後に

人差し指トラックボールに比べて、握った感じや右クリック等の操作が通常のマウスに近いので違和感が少ないです。

親指でカーソルを動かすことには少々慣れが必要ですが、1日程度で慣れました。ただこれは個人差があるので、人によっては数時間でなれるかもしれませんし、慣れないかもしれません。

また、電池が少なくなると点滅して教えてくれる機能もついているようです。

ローエナジーモードでの使用では新品のアルカリ電池で約一年ほど持つようなので(使用頻度にもよる)点滅するのはまだ先ですが楽しみにしてます。

そして、一つ私は思い違いをしていたことがあります。

DTMで細かく精密な作業をしようと親指トラックボールを導入しましたが、むしろ大雑把な作業の方が圧倒的に向いていると感じました。

トラックボールを操作して狙ったポイントにカーソルを持っていくまではいいのですが、クリックする瞬間にボールから親指を離し微妙にボールを動かしてしまいカーソルも動いてクリックできない時があります。

これも慣れなのかもしれないし、私だけかもしれません。

しかしながら違和感なく扱えて効率が良くなる場面も多いので、今後は使い慣れたトラックパッドと並行して、適材適所使っていこうと思います。

マウスに近い握りの親指トラックボールに興味がある方は試してみるのも一興です。

ではまた。

エレコム マウス 有線/ワイヤレス/Bluetooth トラックボール親指 8ボタン チルト機能 ブラック M-XPT1MRXBK

※2019.12.19 追記
Bluetooth接続したところ、私の環境では無線接続よりもポインタの動きが滑らかになった気がします。無線からBluetoothに変更する場合はEX-G PRO本体左下方面にある接続切り替えボタンを赤から青に変えなければペアリングボタンが反応しませんので注意が必要です。また、ドライバの設定もやり直しになるので細かく設定している場合はドライバ設定を書き出しておくと便利です。

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