【waves】V11リリース。V11環境下でV9をインストールする方法


どうも、モデ(modeeisennui)です。V10がリリースされた時、私はとある失敗から大変苦労してV9を継続して使える様にしました。案の定V11リリース後もV9を使うには一手間かかりますので、その方法を紹介します。また通常のV11へのアップデート方法も紹介します。

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V11へのアップグレードは新しいWaves Central

V11でwaves centralも新しくなりました。

waves central最新版はこちらからDLできます。
https://www.waves.com/downloads/central

本来V11へアップデートするにはWUPへ加入する必要があります。今回は購入から一年未満のプラグインに対して、無償でV11へアップデートすることが可能だったため(2019.11.06現在)、早速アップデートしてみました。

・V11へのアップデートのやり方

最新版waves centralをDL、インストールして起動します。

wavesアカウントでログインしたらInstall ProductsタブのMy ProductからV10、V11のプラグインをInstall and Activeします。

アップデート対象のプラグインはこれで簡単にV11へとアップデートすることができました。

しかし、これで終わらないのがwavesです。

wavesのアップデートで毎回苦労している方ならお気づきかと思いますが、ここにはV9が表示されていません。

以下、V9を使用できるようにする方法になりますが、私の環境での説明となります。(mac OS Mojave 10.14.6,Logic pro X 10.4.7)

詳しい動作環境についてはSupported HostsSystem Requirementsをご確認ください。

以下、V9をアクティブにするやり方

最新版waves centralをDL、インストールします。(既に最新版をインストール済みなら必要なし)

Download Version 9からVersion 9.92をDLし解凍します。

最新版waves centralを起動し、Offline InstallerタブからBrowseを選択します。

解凍したフォルダ(waves – 24.5.18)の中にあるInstallersを選択し、開くを押します。

するとwaves centralでV9の一覧が出てくるので、所有していてインストールしたいプラグインを選択し、Installを押します。

インストールが完了してもInstall Productsには表示されません。

Windowsはこれで終了のようですが、Mac環境ではもう一手間かかります。

移動 / アプリケーション / waves / waves Shells V9と進み、 Waves AU Reg Utillity1 9.92.app(またはWaves Reg Utility V9.x.app)を起動します。

Waves AU Reg Utillity1 9.92.appを起動すると次のようなウィンドウが出るのでLet’s Goを押します。

次に出てくるウィンドウでDoneを押します。

以上で手順は完了です。

早速Logicを起動して読み込んでみると、無事スキャンが始まりました。

しかしこれで終わらないのがwavesです。

V9 Vocal Riderだけが何度やっても認識されませんでした。

ここからは憶測になりますので参考にしないでください。

うまくいかない理由としてバージョンが古すぎるのではと考えました。

wavesのサイトから自分の所有するプラグインをみてみるとやはりバージョンが古かったようです。

wavesサイトでは「使用可能なバージョンはV9.3、V9.6、およびV9.92」となっていますが、GoldのV9.2.2はレガシーバージョンであるV9.92で動くのに対しVocal RiderのV9.2.0は対象外だったのでしょうか。私にはわかりません。

今思えばもっと古いバージョンをオフラインインストールしたら動いたのかもしれませんが、何度インストールしても認識されない疲れからVocal RiderをWUPに加入して最新版にしました。

なかなかに手痛い出費ですが、使えなくなったら困る可能性もあるかもしれないので仕方ありません。※WUP加入金額分のwavesバウチャーが貰えました。

wavesはアップデートがくるたび、私を悩ませるので困ります。

とりあえずは全てのプラグインが使える状態なので良しとします。

 

最後に

個人的にwavesは扱いやすいプラグインが多く、MIXに欠かせないものもいくつかあります。

それ故、本来喜ぶべきアップデートがまるで悪夢が押し寄せてくるかの様な残念さを感じてしまいます。

もし私と同じ様にV11環境下でV9を使いたい場合はこのやり方を試してみてください。

また、V9.2.0のプラグインがうまく読み込まれない場合は私にはお手上げ状態でした。V9.92よりもバージョンの古いインストーラを使ってOffline Installを試すか、大人しくWUPへ加入するか、あるいは他の方法を模索するか…色々やってみてください。

※追記(2019.11.15現在)
V9.2.0のプラグインはDownload Version 9からVersion 9.3をDLしOffline InstallerにてBrowse選択する事で使えるようになるようです。WUP加入は必須ではないようなので、必要に応じて検討してください。

私は心が折れて対象のプラグインのみではありますがWUP初加入となりました。

ではまた。

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